01.保守点検について
浄化槽ではいろいろな装置が正しく動いているか点検し、装置や機械の調整・修理、スカムや汚泥の状況を確認し、汚泥の引き出しや清掃時期の判定、消毒剤の補充などを行います。
02.清掃について
浄化槽に流れ込んだ汚水は、沈殿・浮上といった物理作用と微生物の働きによる生物作用によって処理されますが、この過程で必ず汚泥やスカムといった不要物が生じます。これがたまりすぎると浄化槽の機能に支障をきたし、処理が不十分になったり、悪臭の原因になったりします。そこでスカムや汚泥を槽外へ引き出し、付属機器や機械類を洗浄したり、掃除することが必要です。清掃とはこのような作業のことをいいますが、浄化槽の機能を正常に発揮させるためにとても重要な作業です。