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2026.09.15
部屋が散らかっていて、なかなか整理できない。
そんな悩みをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、毎日の暮らしに取り入れやすい片付けのコツと方法をご紹介します。
さらに、実家の片付けや遺品整理をするときに知っておきたいポイントについてもお伝えします。
「どこから手をつけたらいいの?」とお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
片付けが苦手だと感じている人は、意外に多いものです。
モノを「もったいない」と感じて手放せない。必要なモノの優先順位をつけられない。一度に片付けようとして、かえって片付けのハードルが高くなってしまう。
あるいは、モノの定位置が決まっていないなど、片付けやすい仕組みが整っていないことも、部屋が散らかりやすくなる原因の一つです。
皆さんにも心当たりはありませんか?
片付けは、一度にすべて終わらせる必要はありません。
少しずつ取り組めるように工夫することで、負担を減らしながら進めやすくなります。
○時間を決めて片付ける
片付けをする際は、キッチンタイマーやスマートフォンなどを使って、あらかじめ時間を決めてみましょう。
たとえば「今日は10分だけ」「この引き出しを片付けるまで」など、短い時間や小さな範囲から始めるのがポイントです。
一度にすべてを片付けようとせず、無理のない範囲から始めてみましょう。
○好きな音楽をかけて片付ける
好きなアーティストの曲や、気分が上がる音楽をかけながら作業するのも一つの方法です。
片付けを億劫に感じるときは、自分が取り組みやすい環境をつくることも大切です。
○片付ける前と後に部屋の写真を撮る
片付けを始める前に写真を撮っておくと、部屋の状態を客観的に確認できます。
さらに、片付けた後にもう一度撮影して見比べれば、どのくらい変わったのかが分かりやすくなります。
少しずつでも変化が見えると、次の片付けに取り組むきっかけにもなるでしょう。
○自分なりのご褒美を用意する
「ここまで終わったら好きな飲み物でひと休み」など、自分なりの楽しみを用意しておくのもよいでしょう。
無理をせず、休憩を取りながら進めることも、片付けを続けるポイントです。

では次に、具体的な片付けの進め方をご紹介します。
まずは、片付ける範囲を決め、その場所にどのようなモノがあるのか確認しましょう。
引き出しや収納棚などを片付ける場合は、一か所ずつ進めるのがポイントです。
○引き出し収納は一か所ずつ片付ける
「キッチンの引き出し」「衣類収納」などを片付けるときは、一か所ずつ中のモノを取り出して確認してみましょう。
一度にたくさんの収納からモノを出してしまうと、かえって整理が難しくなることがあります。
「今日はこの引き出しだけ」と範囲を決めれば、負担を抑えながら進められます。
○作業しやすい場所から始める
最初は、比較的作業しやすい場所から始めるのもおすすめです。
たとえば下駄箱や小さな収納など、範囲が分かりやすい場所なら、片付けによる変化も実感しやすくなります。
小さな場所から少しずつ進めていきましょう。
○「使う」「使わない」「迷う」に分けてみる
取り出したモノを確認しながら、まずは「使うもの」と「使わないもの」に分けます。
すぐに判断できないものがあれば、無理にその場で捨てる必要はありません。「迷うもの」として一度分け、後から改めて考えてもよいでしょう。
判断するときのポイントは、「今の暮らしで使っているか」「これから使う具体的な予定があるか」という視点です。
○使用頻度を振り返る
季節用品や冠婚葬祭用品など、年に数回しか使わなくても必要なモノはあります。
そのため、「1年間使っていないから必ず捨てる」と決めるのではなく、最後に使った時期や次に使う予定を考えて判断しましょう。
長期間使っておらず、今後も使う予定がない場合は、手放すことを検討してもよいでしょう。
○「まだ使える」だけで判断しない
「まだ使えるから、もったいない」と思うと、なかなか手放せないものです。
そんなときは、「まだ使えるか」だけではなく、「自分がこれから使うか」という視点でも考えてみましょう。
状態のよいものなら、リユースショップやフリマサービスなどを利用して、必要としている人に譲る方法もあります。
○「今」の暮らしを基準にする
「いつか使うかもしれない」と迷ったときは、「今の暮らしに必要か」「使う具体的な予定があるか」を考えてみましょう。
過去の暮らしでは必要だったものでも、現在の生活では使わなくなっていることがあります。
片付けの最後は収納です。大切なのは、「探しやすい・取り出しやすい・戻しやすい」こと。
使用頻度やカテゴリー、普段の生活動線などを考えながら、モノの定位置を決めていきましょう。

住まいの片付けの中でも、実家の片付けや遺品整理は、普段の片付けとは少し事情が異なります。
特に遺品整理では、衣類や日用品だけでなく、相続などの手続きに関係するものが残されている可能性があります。
そのため、最初から「捨てるもの」を決めていくのではなく、まずは大切な書類や貴重品がないかを確認することから始めましょう。
○重要な書類や貴重品を確認する
たとえば、以下などが残されている可能性があります。
・遺言書
・預貯金に関する通帳や書類
・キャッシュカード
・不動産に関する書類
・生命保険などの保険関係書類
・株式やその他の金融資産に関する書類
・印鑑
・年金や税金に関する書類
・契約関係の書類
相続や各種手続きに必要になることがあるため、内容が分からない書類もすぐに処分せず、いったん保管して確認することをおすすめします。
なお、自筆の遺言書を発見した場合は注意が必要です。
公正証書による遺言や法務局で保管されている自筆証書遺言などを除き、家庭裁判所で「検認」という手続きが必要になります。封印されている遺言書を見つけた場合は、自分で開封せず、家庭裁判所などに確認しましょう。
○形見として残したいものを確認する
写真、手紙、時計、アクセサリー、趣味の品など、金銭的な価値だけでは判断できないものもあります。
家族や相続人の間で「残しておきたかった」ということにならないよう、本格的に処分する前に確認しておくことが大切です。
特に遺産に該当する可能性があるものについては、特定の人だけで判断せず、相続人同士で確認しながら進めましょう。
○「残す」「売却・譲渡を検討する」「処分する」に仕分ける
重要な書類や貴重品を確認したら、残ったものを整理していきます。
大きく以下に分けておくと、その後の作業を進めやすくなります。
「残すもの」
「売却・譲渡を検討するもの」
「処分するもの」
美術品、骨董品、ブランド品など、価値が分からないものについては、処分する前に専門店などへ査定を依頼する方法もあります。

遺品整理や実家の片付けでは、一度に大量の家庭ごみが出ることがあります。
こうした家庭から出る廃棄物の収集・運搬にはルールがあり、業者へ依頼する場合は、原則としてその地域で一般廃棄物を収集運搬できる許可を受けた事業者などへ依頼する必要があります。
「遺品整理業者」「不用品回収業者」という名称だけで判断するのではなく、処分するものをどのような方法で回収・処理するのかを確認することが大切です。
自治体によってごみの分別方法や収集方法、持ち込み方法なども異なります。
たとえば広島市では、引っ越しや遺品整理などで一度に出る多量の家庭ごみについて、自分で指定された処分施設へ搬入するか、広島市の固形状一般廃棄物運搬業の許可業者へ依頼するよう案内しています。また、環境省も「無許可」の回収業者を利用しないよう注意喚起しています。
実家の片付けや遺品整理で大量の不用品が出た場合は、まずお住まいの自治体のルールを確認し、適切な方法で処分しましょう。

実家の片付けや遺品整理は、モノの量が多かったり、大型の家具や家電があったりすると、ご家族だけで進めるのが難しいこともあります。
広島県を中心に地域の皆さんの暮らしをサポートしてきたクリンプロでは、住まいの片付けや不用品に関するご相談、遺品整理など、さまざまなお困りごとに対応しています。
「どこから手をつければいいか分からない」
「実家にモノが多くて家族だけでは片付けられない」
「遺品整理について相談したい」
そんなときも、まずはお気軽にご相談ください。
状況を確認しながら、必要な作業や適切な方法をご案内します。

環境省「廃家電や粗大ごみなど、廃棄物の処分に『無許可』の回収業者を利用しないでください!」
環境省「いらなくなった家電製品は正しくリユース・リサイクル!」
環境省「不用品回収業者に関する調査結果について(お知らせ)」
裁判所「遺言書の検認」
法務省「不動産を相続した方へ ~相続登記・遺産分割を進めましょう~」
広島市「家庭ごみの処分に無許可の回収業者を利用しないでください!」
広島市「家庭ごみの正しい出し方」
※ごみの分別・収集・処分方法は自治体によって異なります。実際に処分する際は、お住まいの自治体の最新情報をご確認ください。
(最終閲覧日:2026年8月21日)