2025.11.15
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2025.12.01
住まいの老朽化──
ふだんはあまり意識しない方も多いかもしれません。
たとえば広島県の山間部では、雪による負荷や湿気の影響も大きく、より注意が必要です。
目をそらしてはいけない「老朽化」という現実。
その向き合い方として、多くの方が直面するのが 解体か?リノベーションか? という選択です。
この記事をきっかけに、ご自身の住まいのこれからを、一度見つめ直してみませんか?
近年、中国山地では大雪による建物被害が多く、屋根が押しつぶされるなどのニュースが毎年のように報道されています。
国の「社会資本整備審議会 建築物等事故・災害対策部会」の報告書でも、
「積雪後の雨による雪の重量増加」が重大な被害の原因の一つ と指摘されています。
こうした気候条件に限らず、築年数が長い住まいは、想像以上に劣化が進んでいることもあります。
そのため「解体」か「リノベーション(リフォーム)」を検討する必要が出てくるケースは珍しくありません。
また、選択を誤らないためには 信頼できる業者選び がとても重要です。
地域密着であること、許認可が整っていること、そして税金や手続きまでサポートしてくれる業者なら、長期的にも安心できます。

──こうしたリスクを抱えたまま住み続けるのは、安心とはほど遠い状態です。
・耐震性の低下
骨組みや基礎が弱ると、地震・台風に対する耐性が大きく下がります。
・火災リスクの増加
古い配線やガス管の劣化は思わぬ事故につながることがあります。
・資産価値の大幅な下落
売却したくても、老朽化した物件は買い手がつきにくく、価格も大きく下がります。
・健康への悪影響
湿気やカビの増加はアレルギーや喘息を悪化させる原因になります。
・法的リスク(賠償問題)
倒壊や落下物で第三者に危害を加えた場合、所有者の責任になる可能性があります。
では、あなたの住まいはどの程度老朽化しているのか?
次のチェックポイントで診断してみましょう。

住まいの健康状態を把握することは、安心して暮らし続けるための第一歩。
“人間の健康診断” と同じで、早期発見は大きな出費を防ぐ重要なポイントです。
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●老朽化チェックリスト
《屋根》
・ひび割れ、ズレ、色あせ、コケの発生はありませんか?
広範囲にコケがある場合、防水性低下のサインです。
《外壁》
・ひび割れ、コーキングの劣化は?
幅0.3mm以上のひびは構造への影響が疑われます。
《基礎》
・ひび割れ、鉄筋の露出はありませんか?
基礎の劣化は建物全体の安全に関わる重大ポイントです。
《雨どい》
・割れ、詰まり、外れは?
雨どいの不具合は外壁や基礎の劣化を招く原因になります。
《バルコニー》
・床のひび、手すりのぐらつきは?
雨漏りや腐食が進行している可能性があります。
《壁・天井》
・雨漏りのシミ、クロスの剥がれ、ひびはありませんか?
建物の歪みや内部劣化のサインです。
《床》
・歩くと沈む、軋む感覚は?
ビー玉が転がる場合は、傾きが疑われます。
《建具》
・ドアや窓の開閉はスムーズですか?
すき間風は建物の歪みの可能性もあります。
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小さな不具合でも放置すれば、大きなトラブルにつながることがあります。
たとえば、屋根の小さなひび割れなら数万円で済むところ、雨漏りが柱まで達すると数百万円に膨らむことも。
ぜひ、定期的なチェックを心がけてみてください。

では、老朽化が見られた場合、解体かリノベーションのどちらが良いのか。
その判断材料を整理してみましょう。
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●【築年数】
木造住宅の一般的な耐用年数は 30〜40年 とされています。
築40年以上で雨漏り・基礎のひび・床の傾きがある場合は、解体を視野に入れるタイミングです。
●【構造の状態】
シロアリ被害、腐食、鉄部のサビなど、構造材の劣化は修繕しても根本解決が難しいことがあります。
●【費用面】
・リノベーション…老朽化が進んでいる場合、段階的に数百万円かかるケースも
・解体…100〜200万円前後
→その後更地として活用、新築で補助金の活用も可能
●【今後の暮らし】
住む予定がない「相続空き家」などは、リノベしても活用できない場合も多く、解体のほうが合理的なケースがあります。
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老朽化した住まいは、放置するほど損失・危険が増えていきます。
判断に迷うときこそ、地域事情に詳しい業者への相談が不可欠です。
広島県の山間部をよく知る クリンプロ なら、
解体工事から登記、税金、助成制度の確認、廃棄物処理まで ワンストップでサポート 可能。
どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。
