2025.07.15
実家をどうする?お盆こそ実家の将来を考えてみよう!
2025.07.15
夏休みを利用して、ご家族で旅行に出かけるなど、これからは家を空ける機会が増える時期です。
そんな今こそ、たとえば空き家状態になっている遠方の実家に思いをはせてみませんか。
空き家を放置すると、犯罪のリスクや無駄な税金が発生することも。
今回は、空き家を守るためにできる対策を考えてみましょう。
空き家を放置することで生じるリスク――その代表が「空き巣被害」です。
•窃盗:現金、貴金属、ブランド品など。人目につきにくい場所では、大型家電や家具まで盗まれるケースも。
•不法占拠:防犯対策がされていないと、侵入者が住みつくことも。過去には犯罪の拠点にされた事例もあります。
•放火:愉快犯や証拠隠滅目的で放火されることも。発見が遅れ、近隣に被害が及ぶ恐れがあります。
さらに、相続等で空き家を所有する場合、住んでいなくても固定資産税や都市計画税を支払う義務があります。
通常は「住宅用地の特例」により軽減されますが、空き家が管理不十分と判断され「特定空家等」に指定されると、この特例が解除され、大幅な増税や行政による強制撤去の可能性も出てきます。
空き家は放置せず、しっかりと管理・活用していくことが大切です。
空き巣に狙われやすい空き家には特徴があります。
以下のポイントに当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。
立地条件:
◻︎人通りが少ないエリア
◻︎視線が届きにくい角地
◻︎街灯が少ない・夜間暗い場所
外観の様子:
◻︎庭の雑草が伸び放題
◻︎郵便ポストにチラシや郵便物が溜まっている
◻︎雨戸やカーテンがいつも閉まっている
防犯対策の不足:
◻︎鍵が1つだけで簡単に開けられそう
◻︎オートロックや防犯カメラがない
◻︎防犯灯が設置されていない
これらは、「人が住んでいない」「管理されていない」というサインとなり、犯罪者に狙われやすくなってしまいます。
すぐにでも以下の対策を検討し始めましょう!
空き家を守るために、まずは防犯設備の導入が有効です。
◻︎防犯カメラの設置:犯罪の抑止・証拠保全として有効。
◻︎防犯フィルムの貼付:特に1階の窓ガラスに。割れにくくして侵入を防ぎます。
◻︎人が住んでいるように見せる工夫:
◻︎雑草の手入れ
◻︎郵便物の回収
◻︎雨戸やカーテンの定期的な開け閉め
しかし、遠方にある実家では、こうした管理を自分で行うのは難しいもの。
そんなときは空き家管理サービスの利用がおすすめです。
クリンプロでは、空き家の巡回・清掃・草刈りを含めた定期管理を行っています。
また、「住宅用地の特例措置」など税金対策に関する相談も対応可能。
さらに、立地に応じて賃貸化のご提案や、必要に応じた解体まで含めた空き家活用をご提案いたします。
空き家を「リスク」にしないために。
今できる対策から、始めてみませんか?