2025.06.01
初夏にはじめる、かんたんガーデニングで暮らしに彩りを!
2025.06.15
日本の夏は、年々暑さが厳しさを増しています。今年も猛暑が予想され、エアコンはまさに必需品です。
しかし、久しぶりに使うエアコンの内部は、カビやホコリでいっぱいかもしれません。
そのまま使用すると、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
そこで今回は、ご家庭でできるエアコン掃除のコツをご紹介します。
エアコンが活躍する夏に向けて、使用前の掃除は欠かせません。
使っていない間に内部に溜まったホコリは、運転時に部屋中に舞ってしまうことも。
さらに、カビの好む環境は、温度20〜30℃、湿度60%以上。まさにこれからの時期にピッタリです。
掃除を怠ると、カビ臭や風力低下だけでなく、細菌の飛散によるアレルギーの悪化も起こりかねません。
また、フィルターにホコリが溜まると空気の取り込みが悪くなり、余分な電力を消費します。
実際、フィルターが清潔な状態であれば、冷房時に約4%、暖房時には約6%も消費電力を削減できると言われています。
エアコンを使う前に、まず電源を切り、プラグを抜くことが大前提です。
以下の手順に沿って、掃除を進めていきましょう。
【1】前面パネルの掃除
取り外し可能な前面パネルは、雑巾で水拭きすればOKです。
【2】フィルターの掃除
取り外したフィルターは、掃除機でホコリを吸い取ります。油汚れがある場合は、中性洗剤で浸け置き洗いを。破れがある場合は交換をおすすめします。
【3】内部クリーン機能の活用
内部クリーン運転がある機種は、使用前に必ず実行しましょう。
ニオイが気になる場合は、プロによる内部クリーニングの検討を。
【4】本体周りの拭き掃除
細かい溝やしつこい汚れには、ブラシやエアダスターが便利です。
【5】室外機の掃除
汚れを拭き取り、周囲20cm以内に物を置かないようにしましょう。水を強くかけるのはNGです。
【6】リモコンの清掃
毎日触れるリモコンは、綿棒やつまようじでボタンの隙間までしっかり掃除を。
最後に、室温より3℃ほど低く設定し、運転確認。冷風が出れば完了です。
家庭でできる掃除に加えて、日常の使い方にもカビ対策は重要です。
•運転後に送風モードで内部乾燥(10〜15分)
•ドライ運転で結露防止
•週1回のフィルター掃除
•市販の防カビ・抗菌スプレーの使用
•除湿機や換気で室内湿度を50〜60%に保つ
それでも取りきれない内部の汚れやカビは、専門業者にお任せください。
エアコン内部の「熱交換器」「ファン」「ドレンパン」などを分解・洗浄することで、冷暖房効率が改善し、嫌なニオイや健康リスクの軽減、電気代の節約にもつながります。
もちろん、自宅のエアコンをご自身で掃除することはとても重要です。しかし、専門業者ほど根本的に掃除することはできません。
エアコンクリーニング。年1回、プロの力を借りて、安心してエアコンが使える状態にすることを検討してみてはいかがでしょう。
エアコン内部の「熱交換器」「ファン」「ドレンパン」などに溜まったホコリやカビを分解・洗浄。性能や風の清潔さを回復させることです。しかも、消費電力の削減効果が期待できます。
エアコンクリーニングで皆さんが心地良く夏を過ごせるよう、お手伝いしています。真夏の直前は依頼も多く、なるべく早く検討されることをおすすめします。