断捨離で、春の新しい生活をスッキリ始めませんか?

気がつけばあっという間に春はやってきます。

進学、就職、転勤などで引っ越しを控えている方はもちろん、心機一転、新しい暮らしを始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

春が訪れる前に、気持ちも空間もスッキリさせたいあなたへ。「断捨離」のススメです。

断捨離。さて、あなたは物欲に勝てますか?

「断捨離(だんしゃり)」という言葉を耳にしたことはありませんか?

これは、不要な物を手放し、物への執着を断つことで、身軽で快適な生活を目指す考え方です。ヨガの思想を基にしており、「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」という3つの実践がその根本にあります。

・断行(だんぎょう):不要な物を新たに増やさないこと
・捨行(しゃぎょう):すでに家にある不要な物を捨てること
・離行(りぎょう):物への執着心をなくすこと

しかし、実際にやってみると、「捨てられない」「残しておきたい」「これが欲しい!」という物欲との戦いが待っています。現代はモノがあふれ、私たちの周りには購買意欲を刺激する情報がたくさんあります。

では、どうすれば効果的に断捨離を進め、晴れ晴れとした心で春の新生活を迎えられるのでしょうか?
今回は、断捨離の具体的な進め方やメリットについてご紹介します。

経済的にも精神的にもメリットがある!

断捨離のメリットは、節約効果・時間の有効活用・精神的なスッキリ感など、多岐にわたります。

・お金が貯まりやすくなる:
 物を減らすことで、ムダな買い物を防ぐ効果があります。例えば、冷蔵庫が整理されていると、重複して食材を買うことがなくなり、節約につながるのです。

・時間を有効に使える:
 モノが整理されていると、探し物に費やす時間が減ります。例えば、リモコンや鍵の置き場所を決めておけば、探す手間がなくなり、ストレスも軽減されます。

・心が軽くなる:
 心理学的にも、視界に入る情報が多いとストレスの原因になると言われています。部屋が整っていると、脳がリラックスし、心が落ち着く効果も期待できます。

では、実際にどうやって断捨離を進めれば良いのでしょうか?

効果的な断捨離の進め方
1:必要・不要・保留に分類(段ボールやボックスを活用)
2:必要なものを「使用頻度が高い・低い」で仕分け
3:保留したものは見直しの期日を決める
4:思い出の品は、無理に捨てずに専用ボックスで管理

捨てるだけではない!断捨離は社会貢献もできる

「もったいない」と感じてしまうなど、捨てることに抵抗があって、断捨離が進まないという方も多いのではないでしょうか。

しかし、不要なものは「捨てる」以外にも活用できる方法があります。
皆さんに不要でも、必要とする人がいるのです。

●寄付という選択肢

不要になった服やおもちゃ、生活用品などは、国内外の支援団体に寄付することができます。特に、子ども服や絵本、学用品などは発展途上国や被災地の支援に活用されることも多いとか。不要なものも、誰かの役に立つのです。

●リサイクルやフリマアプリを利用

・リサイクルショップに持ち込むと、必要としている人に再利用してもらえます。
・フリマアプリやオンラインのマーケットを使用すれば、販売というカタチで臨時収入を得ることも可能です。

「不要なものを手放す」=「社会貢献」
そんな考え方で断捨離を進めると、満足度もさらにアップするかもしれません。

断捨離で、特に難しいとされるのは、洋服、本、食器などの取捨選択です。

そこで重要のは、ご自身の基準を決めることです。

たとえば

・「1年以上着ていない服」は手放す
・「もう読まない本や雑誌」は寄付やリサイクルへ
・「使用頻度の低い食器やキッチンツール」は減らす

一定のルールを作ることで、断捨離もはかどります。

しかし、どうしても「捨てられない」と思い悩む方も多いことでしょう。そんな方の心強い味方が、断捨離サポートとも言える業者です。

通常の引っ越し業者や不用品回収とは異なり、大切な思い出の品をむやみに捨てず、寄り添いながら片付けを進めるのが特徴です。さらに、買取サービスを提供している業者もあり、不要になった品物の中から価値あるものを見つけて買い取ってくれることもあります。

「どうしても捨てられない…」「一人では進められない…」という方は、こうしたプロの力を借りてみてはいかがでしょうか?

断捨離を進めて、スッキリとした気持ちで春の新生活を迎えましょう!

参考・出典

1.常陽銀行コラム(https://www.joyobank.co.jp/woman/column/201610_04.html)
2.遠鉄ホーム コラム(https://www.fudosan-entetsu.jp/osumubi/home/174/)
3.環境省「循環型社会と廃棄物削減」(https://www.env.go.jp/)
4.日本リユース業協会「リユース・リサイクルの推進」(https://www.jraa.or.jp/)
5.遺品整理・生前整理協会「思い出を大切にする整理の仕方」(https://www.ihin.or.jp/)

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