春の引っ越し。自分でやる?プロに依頼?

春の新生活、引っ越しはどうする?計画的に進めるコツ

春といえば引っ越しシーズン。進学、就職、転勤など、大勢の人が頭を悩ませる季節です。

春の足音はまだ遠くにありますが、引っ越しの準備を始めるにはちょうど良い時期に差し掛かっています。
そこで今回は、「自分でやるか、プロに依頼するか」というテーマで引っ越しを考えてみましょう。

使わないものは最初の段階で梱包を。

引っ越しで大変な思いをしたという声をよく耳にします。

その中でも特に負担が大きいのが「荷造り」ではないでしょうか。重い荷物の運搬により、腰を痛めたという話を聞いたことがある人も多いかもしれません。さらに、電気・水道・ガスの契約や解約、役所への届け出など、面倒な手続きも待っています。加えて、仕事をしながら時間的な制約の中で進めなければならないケースも多いでしょう。

それでも費用を抑えるために自分で引っ越しを行う皆さんに向けて、効率的に進めるポイントや注意点をお伝えします。
まず、荷造りを始める前に、部屋ごとや荷物の種類ごとにグループ分けを行いましょう。こうすることで、新居での荷解きや配置がスムーズになります。また、梱包は日常的に使用していないものから進めるのがおすすめです。梱包後に取り出す手間を省けます。たとえば春の引っ越しであれば、冬用のコートやブーツなどは不要なので、最初に梱包すると良いでしょう。

さらに、引っ越し作業を進める中で、不用品を発見することもよくあります。その際はリサイクルショップに持ち込むなどして有効活用するのも一案です。

旧居に忘れ物をしてしまうことも。

梱包作業は、見た目以上に難しいものです。

たとえば、段ボールの組み立て方を誤ると底が抜けてしまい、荷物が破損するリスクがあります。また、これまで使っていたアイテムを壊さないように丁寧に梱包するには、時間も体力も必要です。

さらに注意したいのは、荷物の詰め忘れです。引っ越し当日になって、梱包が済んでいないものが出てくることも少なくありません。たとえば、冷蔵庫や洗濯機の中に残っているものを見落とすケースがよくあります。こうしたミスを防ぐためには、二重チェックが欠かせません。

また、旧居に忘れ物をしてしまうこともあります。もし新居が遠方だった場合、取りに戻るために余計な出費や時間がかかってしまいます。新居への出発前には、家族全員で、あるいは友人など複数人で、住まいの隅々まで確認しましょう。こうした手間を惜しまないことが、引っ越しを成功させる秘訣です。

引っ越し前後の手続きが意外と大変。

引っ越しには、荷造りや荷解きといった物理的な作業だけでなく、多くの手続きが必要になります。これが意外に時間と労力を要する大変な作業です。

たとえば、引っ越し前の住まいでは、電気・水道・ガスといったライフラインの解約手続き、郵便物の転送依頼、住民票の異動届の準備が必要です。さらに、インターネットや固定電話などを契約している場合、その解約手続きも欠かせません。

一方で、引っ越し先では、新居でのライフラインの契約や住所変更手続きが待っています。役所での転入届や印鑑登録の変更、場合によっては車やバイクの登録住所変更なども必要になるでしょう。また、銀行やクレジットカード、保険、携帯電話会社など、住所が登録されているあらゆるサービスへの変更届も必要です。これらの手続きは、漏れがあると後々面倒なことになるため、すべてを確実に終わらせなければなりません。

しかし、これだけ多くの手続きがあると、仕事や日常生活をこなしながら進めるのは負担が大きいものです。「引っ越し前後の手続きが終わらず、落ち着いた生活が始められない」といった声も少なくありません。

それならプロに依頼という方法も。

荷造りや荷解きだけでなく、役所での手続き、ライフラインの契約や解約、スマホやネット回線の住所変更など、引っ越しにはやるべきことが山積みです。すべてを自分で行うのは大きな負担になるため、プロに依頼するのも賢い選択肢と言えるでしょう。

近年、引っ越し業者が提供するサービスは多様化しており、自分の状況に合わせて選べるようになっています。荷造りや荷解きを代行してくれる「フルパックサービス」は、割高ですが、面倒な作業から解放されるため、時間と労力を節約できます。また、費用を抑えたい方には「荷造りのみ依頼」や単身者向けプランなども用意されています。

引っ越し業者はプロフェッショナルとして、手際良く、丁寧に荷物を運びます。中には役所での手続きや、必要書類の相談に応じてくれるサービスを提供している業者もあります。引っ越しに悩むよりも、まずは相談してみてはいかがでしょうか。

何よりも、引っ越し作業から解放された時間を、新居での新しい生活の準備に充てることができます。プロの力を借りて、スムーズな引っ越しを実現しましょう。

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