2025.03.15
コーヒーは、お好きですか? コーヒーのこと、ご存じですか?
2024.06.01
~環境から移住を考えてみる~
広島県。実際に暮らすために、自治体の移住制度も大切ですが、そこがどんな環境なのか。どんな風土なのか。それも重要な要素になりますよね。
そこで、広島県の各市町村の特徴などを、ご紹介します。それぞれに個性があって、魅力的な町や村が待っています。皆さんが移住で求めるものを考える、きっかけになれば幸いです。
まず、最初は広島市。中国地方最大の都市で、町には6本の川が流れ、川の町としても知られています。世界遺産の原爆ドームには、世界から観光客が訪れる、平和都市。また、野球、サッカーなどのプロスポーツチームがあることでも、全国にその名は知れ渡っています。温暖な気候と、さまざまな都市機能。さらにお好み焼き、瀬戸内の海の幸などのグ
ルメも見逃せない魅力になっています。
次にご紹介するのは、呉市。造船で全国に知られた町でもあります。また、みかんやレモンをはじめとした農産物の生産や加工などが活発で、大和ミュージアムといった観光資源にも恵まれています。自然と歴史が調和するおだやかな町です。
大林監督の映画、尾道3部作でも有名な尾道市。日本の代表的な人気観光地のひとつにも挙げられています。特に尾道水道の景観は格別で、多くの人々を魅了しています。山陽新幹線をはじめ交通の利便性も高く、瀬戸内しまなみ海道、中国やまなみ街道など、核となる幹線道路も整備されています。心豊かに、そして活動的に日々を送ることができます。
福山市といえば、「鞆の浦」。いにしえの佇まいを遺す、歴史の町です。テレビなどで紹介されることも多く、ご覧になった方も少ないでしょう。広島県東部に位置し、新幹線の停車駅もあるなど、広島県の中核をなす町のひとつです。
三原市の特徴は、さまざまな古刹が点在して歴史を感じさせる一方、空港、新幹線、港などが整備され、東京や大阪へスムーズにアクセスできる環境にあります。島暮らしなのに、大都市へ気軽に。多くの移住者に支持されるのも、そうした魅力によるものなのかもしれません。
三次市は、企業誘致など雇用の創出に積極的に取り組む町。移住した人々による評価も高く、高齢者にとっても、子育て世代の皆さんにとっても、暮らしやすいと注目されています。自然の中で、心地良く暮らす。そんな毎日が実現できる町なのです。
東広島市には、市内に4つの大学や官民の学術研究機関があり、国際学術研究都市を目指しています。このメリットを活かして、新産業の創出など産学官の連携強化に取り組んできました。同時に、里山や田園風景が広がり、いなかとまちが、ここには共存しているのです。
廿日市市は言わずと知れた、世界遺産、厳島神社の町。じつはその魅力だけではなく、山間部には、豪雪地帯に指定されている地域があるなど、ウィンタースポーツの町としても人々を惹きつけています。
毛利元就が生涯を過ごした地、安芸高田市。伝統文化の神楽も盛んで、町には、文化的な香りが漂っています。また、サンフレッチェ広島のマザータウンでもあり、心湧きたつ日々が送れることでしょう。
筆の産地として全国に知られた熊野町。周辺を山々に囲まれた高原盆地です。平均気温は低く、夏季でも快適なほど。筆の都とも称される歴史ある町で、心地良い暮らしがはじまります。
庄原市は、中国山地のど真ん中に位置しています。大きな地震が発生する確率が低いとされていて、その点でも注目を集めています。自治振興区という住民自治組織やさまざまな市民団体による活動が活発で、近年では若い移住者も増え、活気ある町になっています。
最後にご紹介するのは、安芸太田町。広島県の北西部に位置し、その大部分が森林という恵まれた自然環境の中にあります。加計町、筒賀村、戸河内町の2町1村が合併して、平成16年に生まれました。瀬戸内沿岸の広島市より年間平均気温は3.3℃ほど低く、夏は過ごしやすい気候です。人口密度は全国平気の1/10、だからどこも広々。クルマも少ないので安心安全。しかも、家賃は広島平均より2割ほど安い。この町だから叶えられる暮らしがありそうです。
ここではもちろん、紹介しきれません。このブログでお読みになったことをきっかけに、興味を持たれた町があるのなら、ぜひ、ご自身で調べてみてください。
そして、いつか、訪れてみてください。移住先としての魅力を、実感していただけるはずです。