2025.10.01
身近な害獣に困ってる!対策、どうすればいい?
2025.09.15
工夫次第で台風に強い家になる!
これからの季節、毎年のように台風の被害が報じられます。
気象庁のデータ(※1)によると、上陸が多いのは鹿児島県を筆頭に、高知県、和歌山県、静岡県、長崎県。いずれの地域でも木造住宅が6割以上を占めています。
台風の被害は大きく分けると「風害」と「水害」。どちらも事前に対策することで被害を最小限に抑えることが可能です。
※1:統計期間1951年~2023年第17号まで
参考:台風の上陸数|気象庁
台風に強い家のひとつの特徴は「平屋」です。
重心が低いため強風の影響を受けにくいのです。逆に2階建ては、風雨を受ける面積が広く、被害リスクが高まります。
また近年、平屋は人気が上昇しています。LIXIL住宅研究所の調査(※2)によると、65%以上の方が「平屋を望んでいる」という結果も。生活動線がシンプルで高齢者や子育て世代に優しいことも魅力です。
ただし、平屋は水害に弱い面もあるため、建築予定地の浸水リスクを確認することが欠かせません。
※2:調査時期2025年8月4日から8月5日。全国(沖縄を除く)の既婚女性が
回答
台風で被害を受けやすいのが「屋根」「外壁」「窓」です。
•屋根:重い瓦屋根なら飛散しにくく、防災瓦なら地震対策にも有効。
•外壁:タイルやガルバリウム鋼板など強度のある素材がおすすめ。
•窓:シャッターや防災安全合わせガラスで飛来物から守る。
耐震性の理解や改修計画の参考になります。ぜひ一度お試しください。
さらに、建物形状はシンプルな四角形に近い方が台風に強いとされています。
凹凸の多いデザインは風圧を一点に集中させ、破損リスクが高まるからです。
台風ニュースでよく耳にする「風速」。具体的にどのような被害があるのでしょうか。
・20m/s:雨樋が揺れる、恐怖を感じるレベル
・30m/s:屋根瓦がめくれる、雨戸やシャッターが揺れる
・40m/s:屋根材が飛散、ビニールハウス倒壊
・50m/s以上:金属屋根や足場が崩れる
・60m/s以上:母屋の倒壊の恐れ
こうした風の強さを想定し、事前に家周辺の物を片付けたり固定することが重要です。
台風対策リフォームは専門家に相談することが安心です。
屋根材の交換、シャッターや雨戸の設置、外壁の補修などは素人では難しく、専門知識が必要です。
また、台風被害には「火災保険」の風災補償が適用されるケースがあります。加入中の保険を確認し、自動車の場合は「車両保険」が対象であることもチェックしましょう。
クリンプロでは、リフォームから保険内容の確認アドバイスまで、経験豊富なスタッフがサポートします。お気軽にご相談ください。