初夏にはじめる、かんたんガーデニングで暮らしに彩りを!

ガーデニングと聞くと、なんだか難しそうなイメージを持つ方も多いかもしれません。ですが、実は意外と気軽に始められるのです。そこで、ガーデニング初心者講座。緑のある生活、色とりどりの花がある毎日は、きっと心を豊かにしてくれます。

好きな色や育てる場所から花を選んでみましょう

ガーデニングは、決して難しいものではなく、小さな鉢植え一つからでも始めることができます。

庭はもちろん、ベランダや窓辺で、ハーブや多肉植物から始めてみるのはいかがでしょうか。どんな植物を育てたいのか、イメージすることからスタートしてみましょう。

例えば、バジルやキッチンハーブは、水やりと日光さえあれば驚くほどグングン育ちます。手間がかからない植物で、しかも収穫して料理に使えるというメリットもあり、初心者の方にはおすすめです。

夏の暑さの中で咲く花は、鮮やかな色で私たちを楽しませてくれます。梅雨の頃から初秋まで咲き続ける種類も多く、これからの季節は、ひときわガーデニングに適した時期といえるかもしれません。ヒマワリやアサガオなど、おなじみの花はもちろんですが、ここでは初心者の方にも育てやすい品種をご紹介しましょう。

例えば、花火のような美しさを見せてくれるアガパンサス。青や紫の花色が目に鮮やかで、一度植えれば毎年花を咲かせてくれるのも魅力です。丈夫で育てやすいことから、公園などに植えられていることも多い植物。乾燥に強く、庭植えなら水やりの手間がほとんどかからないほどです。ただ、鉢植えの場合は、土が乾いたタイミングで、鉢底から水が流れるまでたっぷりと水を与えることをお忘れなく。開花時期も5月下旬から8月上旬と、これから暑い夏の間、楽しむことができます。

黄色やオレンジの花を咲かせるマリーゴールド。暑さに強いのが特徴で、初心者にも育てやすい一年草です。エディブルフラワーやハーブとして使われることもあります。日当たりが悪いと花が咲きにくく、風通しの良い日なたで育てることがポイント。また、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。

他にも、夏に適した素敵な花は数多くあります。お気に入りの花を見つけることから、始めませんか。

ガーデニング。何から揃えればいいの?

花が決まったら、次は道具選び。といっても、難しく考えることはありません。

最初は手軽なものだけで十分なのです。小さなスコップやジョウロ、排水用の穴が開いた鉢があればOK。ただ、土は植物専用の培養土を使うと、栄養のバランスに優れていて水はけも良いので、おすすめです。

注意のポイントとしては、水やり。土が乾いたらたっぷり与えることが基本ですが、植物によっては毎日少しずつという場合もあるので、あらかじめ調べるようにしましょう。

実は、ベランダや室内の窓辺など、植物を置く場所は意外と重要で、日当たりが悪い場合は、植物育成用のLEDライトというものがあって便利です。

さて、身近な100円均一ショップでも道具は入手できますが、せっかくなら基本セットは揃えたいとお考えの方に、どんな道具が必要になるのか、お教えします。ホームセンターや園芸店で購入できます。

花苗は、育てる時期や場所に合ったものを選びましょう。日光を好む植物はできるだけ直射日光が当たる場所で栽培することが大切です。根元がしっかりしていてグラグラしないものがおすすめです。

ガーデニングでは、良い土を使うことが基本です。培養土は、草花用の土を使いましょう。できるだけ水はけの良い土を選ぶことがポイント。また、植木鉢やプランターは、育てる花や場所に合ったサイズのものを選びたいものです。サイズが大きすぎると土がなかなか乾かず、生長が遅れることがあり、逆に小さすぎると水切れの心配や株が大きくならないことがあります。そのほか、はさみや肥料、薬剤、スコップ、手袋やグローブなども揃えておくと便利です。

さぁ、花を育てましょう!

花も道具も準備ができたら、次は育て方。植え付けからカットまで、一般的に花を育てる方法と注意点をご紹介しましょう。

基本的には、植え付ける、新芽をカットする、水をあげる、肥料をあげる、花がらをカットするという流れになります。

「植え付ける」うえで大切なのは、土の量が鉢の縁から2~3cmまでということ。鉢に土を入れすぎると水の管理が難しくなるからです。また、根を傷めないようにやさしく扱うことも忘れずに。根がひどくこんがらがっていなければ、根をほぐす必要はありません。

次に、「新芽をカットする」です。これは植え付け後、2~3週間は次々に出てくる新芽を切ること。これを行うと新しい芽がどんどん出てきて、枝数も花数もぐっと増えます。このプロセスを行うか行わないかで、あとあと大きな差が出るのです。

そして、「水をあげる」。土の表面が乾いた時にたっぷり水をあげるというスタンスが基本になります。乾いていないのにあげ続けると、根腐れや生育不良の原因となってしまいます。また少量しか与えないのもいけません。なぜなら、水やりは古い空気を押し出し、新鮮な空気と入れ替える役割もあるからなのです。

「肥料をあげる」うえでも、肥料を忘れずにあげること、そしてあげすぎないことが重要になります。肥料は大事な栄養素で、育ち盛りの花に必要ですが、肥料をあげすぎると、花が咲きにくくなったり、病害虫が発生しやすくなることもあります。適切な量を心がけましょう。

最後に、「花がらをカットする」。咲き終わった花は、こまめに花茎からカットすることが重要なのです。しぼんだ花をそのままにしておくと、新しい花がつきにくくなることがあり、病気やカビの原因にもなります。花びらだけを摘むのではなく、花茎から切りましょう。


※花がらとは、咲き終わってしおれた花のことを指します。そのままにしておくと、種を作るほうにエネルギーが使われてしまい、新しい花が咲きにくくなるため、早めにカットするのがポイントです。

ご自宅の樹木の伐採など庭の手入れはクリンプロがサポート

さて、ガーデニングを始めるためにご自宅の庭の手入れをする必要があったり、あるいは樹木の伐採を考えている方には、クリンプロがしっかりとサポートします。「何でもやる課」のスタッフたちが経験と知識を活かして、ご希望の庭づくりを叶えます。お気軽にご相談ください。

一覧に戻る

ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください。

広島、島根を中心に中国地方の
ご相談をお待ちしております!